東欧が香るヴィンテージスポーツウオッチ PRIM

チェコ唯一のウオッチマニュファクチュール、プリムから、ヴィンテージテイストにあふれるスポーツウオッチが登場。日本限定仕様も用意された。

Photo Takehiro Hiramatsu(digni)  Text Yasushi Matsuami

チェコ唯一のウオッチマニュファクチュール、プリムから、ヴィンテージテイストにあふれるスポーツウオッチが登場。日本限定仕様も用意された。

(上)アイゲン手巻き、ケース径37㎜、SSケース×レザーNATOストラップ、453,600円。 (下)アイゲン レッドサン日本限定のレッドサンダイヤル仕様。プリム正規販売店の小柳時計店(奈良)、およびハタ貴金属(愛知)のみでの販売。手巻き、ケース径37㎜、SSケース×レザーNATOストラップ、10本限定、410,400円。
(上)アイゲン手巻き、ケース径37㎜、SSケース×レザーNATOストラップ、453,600円。
(下)アイゲン レッドサン日本限定のレッドサンダイヤル仕様。プリム正規販売店の小柳時計店(奈良)、およびハタ貴金属(愛知)のみでの販売。手巻き、ケース径37㎜、SSケース×レザーNATOストラップ、10本限定、410,400円。

“マニュファクチュール”という言葉には、時計愛好家の心に響く独特なニュアンスがあるフランス語で“製造所”を意味する言葉だが、腕時計界においては、ムーブメントから外装までの全てを、自社内で生産できるメーカーを、リスペクトを込めてこう呼ぶ。

スイスの時計産業は分業によって発展してきた歴史がある。そのため自社一貫生産できるだけの技術力を有するマニュファクチュールは、ごく限られた存在なのだ。スイス以外でも、日本やドイツなど、数社を数えるに過ぎない。そんなマニュファクチュールが、旧東欧のチェコにも1社だけ存在する。それがプリムである。チェコスロバキア時代の1946年に設立された国営時計工場を前身とし、49年から腕時計専門工場として独立。2000年に新体制となって以降、マニュファクチュールとして真摯(しんし)な時計製造を続け、最近になって海外展開もスタートさせた。

今回紹介するのは、プリムのスポーツウオッチコレクション「IGEN(アイゲン)」である。このネーミングは、スポーツウオッチの第1世代を意味するもの。1960年代に登場し、69年のチェコ人による初の英仏海峡横断泳にも同行した「プリム・スポーツ」のDNAを受け継ぐモデルだ。自社製の手巻きキャリバー94を搭載し、ヴィンテージ感にあふれるデザインも印象的。最近の時計界では、ヴィンテージテイストがトレンドの一つになっているが、あえて狙ったものではなく、60年代から守られてきた伝統に立脚したヴィンテージ感に好感が持てる。控え目な直径37㎜のサイズ感や、チェコ特産のドーム型ボヘミアンサファイアクリスタルが採用されている点も魅力的だ。“日出(い)ずる国 “をイメージした、日本限定文字盤の「アイゲン レッドサン」も用意されている。
 
一味違うスポーツウオッチで、夏場の手首を飾りたい人に、このチェコ・マニュファクチュールのモデルは、うってつけだろう。

●ブレインズ TEL03-3510-7711
●小柳時計店 TEL0744-22-3853
●ハタ貴金属 TEL052-661-7462

※『Nile’s NILE』2016年8月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
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