「東京コンクール・ デレガンス2010」レポート

日本国内のクラシックカー47台が お台場に集結

クラスは1910年~1930年に生産された「クラスA」、1931年~1945年の「クラスB」、1946年~1960年の「クラスC」、1961年~1975年の「クラスD」の4部門に分かれていて、今年は47台という過去最大の出展数を記録した。
クラスは1910年~1930年に生産された「クラスA」、1931年~1945年の「クラスB」、1946年~1960年の「クラスC」、1961年~1975年の「クラスD」の4部門に分かれていて、今年は47台という過去最大の出展数を記録した。

2007年10月にスタートし、今年で3回目を迎える「東京コンクール・デレガンス」が東京・お台場の潮風公園にて7月22日~25日の期間開催された。クラッシックカーにおけるデザインの優美さ、気品はもちろん、販売当時のオリジナル・コンディションの遵守や歴史的な由緒などを競うイベントとして80年以上の伝統を誇り、欧米を中心に発展した権威あるこのイベント。昨年に引き続き今年もダイナースクラブがスポンサーした。

今回のメインテーマは「自動車の現在・過去・未来」。過去を振り返るとともにエコカーやコンセプトカーを通じて自動車の未来を考えるきっかけとなる展示もユニークな試みも魅力だ。展示会場には、日本国内で保有される1909年から75年までのクラシックカー47台が展示され、これを年代別にクラス分けするとともに、それぞれのクラスで1~3位の順位を投票によって決定。審査はピニンファリーナやフェラーリでデザイナーを務めた東京コンクール・デレガンス 特別審査委員長のレオナルド・フィオラバンティ氏や自動車評論家 徳大寺有恒氏、工業デザイナーの奥山清行氏といった名だたる面々によって行なわれた。

最優秀賞はクラスAの「ラリー ABC」

(上)Aクラスの優勝に加え、ベスト・オブ・ショウ(2010年度の最優秀賞)に輝いた「ラリー ABC」。(下左)特別展示の「バットモービル」。(下右)ダイナースクラブの会員限定特典である最新モデル試乗の様子。
(上)Aクラスの優勝に加え、ベスト・オブ・ショウ(2010年度の最優秀賞)に輝いた「ラリー ABC」。(下左)特別展示の「バットモービル」。(下右)ダイナースクラブの会員限定特典である最新モデル試乗の様子。

出場者全47台の中から最優秀賞に選ばれたのは、クラスA(ヴィンテージクラス)で優勝した1930年型「ラリー ABC」。戦前のフランスに数多く存在したライト・ウエイト・スポーツカーの1つで、日本ではもちろん、フランスでも大変貴重な車で、搭載されているエンジンは世界にわずかしか数個しかないといわれているほど。さらに、1932年に初代オーナーとともに日本上陸をした後、親子孫の3世代を超えて受け継がれた素晴らしいヒストリーも受賞の理由になったよう。美しさはもちろん、オリジナル性、希少性などにも優れた名車が今年の優勝を飾った。

コンクールに加え、会場内に特別展示された「バットモービル」も今祭典のハイライトの1つ。1989年に公開された映画版”バットマン”および1992年公開の”バットマン・リターンズ”(ともにティム・バートン監督/マイケル・キートン主演)出演のために企画・製作された車で、ご存知、バットマンの愛車である。映画に向けて5台が製作されたうちの1台。同型車は、昨年逝去した故マイケル・ジャクソンも一時期所有していたと言われる。また、今祭典に特別協賛をしているダイナースクラブの会員限定特典として催されたアストンマーチンやアルファ ロメオ、テスラ(電気自動車)の最新モデル試乗も好評。見どころが満載のイベントとなった。

アルファ ロメオの新車「ジュリエッタ」初披露も!

(左)日本市場への導入は来年を予定しているアルファ ロメオのニューモデル「ジュリエッタ」(4351×1798×1465ミリ/全長×全幅×全高)。(右)ショパール創業150周年&アルファ ロメオ創業100周年を記念した「GT XL クロノ アルファ ロメオ」(自動巻き、SSケース、ケース径 44mm/677,250円)。
(左)日本市場への導入は来年を予定しているアルファ ロメオのニューモデル「ジュリエッタ」(4351×1798×1465ミリ/全長×全幅×全高)。(右)ショパール創業150周年&アルファ ロメオ創業100周年を記念した「GT XL クロノ アルファ ロメオ」(自動巻き、SSケース、ケース径 44mm/677,250円)。

さらに、今年で創業100周年を迎えるアルファ ロメオが2010年のジュネーブモーターショーで発表したニューモデル「ジュリエッタ」を日本初披露。1950年代に世界中の車愛好家を魅了したかつての名車の名を冠した「ジュリエッタ」は、人気モデル147の後継車としても注目度が高く、当日も多くの報道陣が発表の場にかけつけた。8Cコンペティツィオーネを彷彿とさせる個性的なフロントマスクが目を引くエクステリアデザインの進化に加え、テールランプユニットに採用されたLEDといったテクノロジーの革新も魅力の一つ。

さらに、低燃費や低CO2排出量など優れた環境性能と高性能とを両立する「マルチエアテクノロジー」も導入された排気量1.4リットルの直列4気筒のターボエンジンをはじめ、3種類のガソリンターボと2種類のディーゼルターボを用意。今から来年の発売が待ち遠しくなるような魅力がつまった名車に会場の注目が集まっていた。

また、同ブランドの100周年を記念して、スイスの高級時計宝飾ブランドであるショパールがクラシック スポーツ ウォッチ「GT XL クロノ アルファ ロメオ」、「グラン ツーリズモ XL アルファ ロメオ」を発表。ブラックの文字盤にレッドのインデックスと針がエッジィに配され、エレガントなスポーティさを演出。3つのバージョンが用意され各500本限定だ。この記念すべき年を祝うスペシャルな時計を、スペシャルな車のハンドルを握る手に纏ってみてはいかがだろう。

問い合わせ
●ダイナースクラブ TEL 0120-041-962
●アルファコンタクト TEL 0120-779-159

※『Nile’s NILE』に掲載した記事をWEB用に編集し再掲載しています

真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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