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食
氷見の海が育てたワイン
日本ワインがブームだ。国内のワイン醸造技術の飛躍的向上とともに、その品質が高く評価される中、日本ワインコンクール2017の欧州系品種白部門では、北陸で初めて富山県氷見市のセイズファームの「オジコシャルドネ」が金賞を受賞。ここ数年で大きく様相を変えつつある日本ワインの今を見に、セイズファームを訪ねた。
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特集
日本ワインの真髄
日本ワインは今、かなりの盛り上がりを見せている。 注目され始めたのは、まだ21世紀に入ったばかりの頃。そこから一気に、ワイン造りに真剣に向き合う熱い造り手たちが増え、葡萄栽培に決して適しているとはいえない日本で、ポテンシャルの高い葡萄を作り始めた。 そして、各地のテロワールがつまった葡萄を材料に、“日本ワイン”を丁寧に醸造してきたのである。それは、フランスやイタリア、スペインといったワイン先進国とは違う独自のものになっている。 日本ワインの香りには、味噌や醤油といった日本伝統の発酵食のニュアンスがあり、すっきりとした酸にミネラルを感じる、清涼感のある味わいだ。 これから10年、20年先、味わいは、旨みの要素がしっかりとある、それでいてナチュラルな洗練されたものに進化していくだろう。それは日本の食文化、つまり日本料理との最高のマリアージュとなる日本ワインとして、である。