ドラマチック・マカオ

マカオ グランド・リスボア、半世紀にわたるルーツとその魅力を探る。

Photo ©MGTO and Others Text koko shinoda Many thanks to Grand Lisboa

マカオ グランド・リスボア、半世紀にわたるルーツとその魅力を探る。

起伏の激しい石畳の坂道、瀟洒な鉄細工を施した家々のヴェランダ、プラタナス並木に寄りそうランプ街灯、随所に点在する噴水のある小さな広場やパステル・カラーの教会……半島のそんな街並みは、リスボンの旧市街地を彷彿とさせる。7つの丘があるという地形もどこか似ている。

そんな大航海時代を思わせる町並みがユネスコ世界遺産になっているが、そこに現代の日常生活が営まれているのが新鮮なドラマを見せてくれる。南欧コロニアル風の優雅な建物の中に、中国茶や漢方薬の老舗がしっくりと収まっている。狭い通りに線香と熟した果実の匂いが混じって漂う。寺の裏手にある教会から、賛美歌が流れてくる。 

茶廊(中国風のカフェ)の隣の瀟洒なカフェに入り、名物のエッグ・タルトを食べる。ポルトガルにも似た菓子があるが、マカオの方がエッグ・カスタードがふんわりとして甘さを控えた分風味がある。マカオは、大航海時代の寄港地から伝わるスパイスや調理を取り入れた独特の味わいの料理が多い。

ユネスコの食文化創造都市に登録されたのも、そういった土壌があるからだろう。そこにIRのホテルやレストランが開業し、世界のトップ・シェフが集まるようになったのだ。

  • グラン・リスボアのフレンチ料理 グラン・リスボアのフレンチ料理
  • ミシュラン星レストラン ミシュラン星レストラン
  • ミシュラン星レストラン ミシュラン星レストラン
  • ミュシュラン店から来たシェフのジョバンニ・ガレオタさん ミュシュラン店から来たシェフのジョバンニ・ガレオタさん
  • グラン・リスボアのフレンチ料理
  • ミシュラン星レストラン
  • ミシュラン星レストラン
  • ミュシュラン店から来たシェフのジョバンニ・ガレオタさん

その中でも、1つのホテルに3軒のミシュラン星レストランを誇るのがグラン・リスボアだ。3つ星のフレンチ・レストラン「ロブション・オ・ドーム」。フレンチの最高峰とされるに相応しく、46階建てのホテルの最上階のドームにあり、17000ラベルを有するマカオ最大のワイン・セラーを備えている。

また、金魚をモチーフにしたモダン中国料理の「ザ・エイト」も3つ星ミシュラン、ステーキ・レストラン「ザ・キッチン」は一つ星ミシュランだ。本場飲茶はもちろん、地元にも人気の「ヌードル&コンジー」は、ミシュラン・ビブグルマンに。24時間無休なのはIRならでは。

イタリアンの「ドン・アルフォンソ1890」は、カジュアルな雰囲気の南イタリア料理だ。のミュシュラン店から来たシェフのジョバンニ・ガレオタさんは、「素材は全てイタリアからのオーガニック産物。本物のイタリア料理の新鮮な味わいを肩肘張らずに堪能してほしい」と語る。マカオにあって遥かイタリアから、最高品質の旬の食材が運ばれてくる。

東西の食を味わいつくした翌日は、心身を安めに37階のジムとスパへ。心地よい海風が吹く、快適に水温調整されたアウト・ドア・プールでマカオの町を望みながら寛ぐ。同じ階には、クラリンスと提供しているスパがあり、タイの名セラピストをそろえている。

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真のラグジュアリーとは何か

真のラグジュアリーとは何か

ラグジュアリーの定義が、音を立てて変わりゆく時代にあっても、最高峰のプロダクトを手にし、その圧倒的な美しさに触れる高揚感が、人生を鮮やかに彩る原動力であることを、私たちは知っています。
物質的な豊かさが、依然として私たちの精神を支える強靭な基盤であることに、言を俟ちません。
真の贅沢はそこから始まります。
アルゴリズムが弾き出す「正解」を疑い、自らの審美眼と直感で未踏の価値を切り拓く。
その「知的冒険」こそが、グローバリズム崩壊後の世界に残された、最後のラグジュアリーではないかと考えます。
Nile's NILE Digitalは、物質と精神、伝統と革新、都市の快楽と野生の回復――この相反する要素を「アンビバレンス」として愉しむ、選ばれた冒険者たちのためのプラットフォーム。
混沌を優雅にサバイブするための視座と、本物の体験へのアクセス権。
ここはまさにDesigning for the Exceptionalsの砦。
知的冒険者たちが集い、次なる航路を描くための、現代の港となります。

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